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[ トピックス ]
(2018/1/30 05:00)
小売業が訪日外国人客(インバウンド)の“財布”を狙ってしのぎを削っている。訪日外国人客の国内消費額は2017年に4兆4161億円(前年比17・8%増)と、初めて4兆円を突破。客数は2869万人(同19・3%増)と増加が続く。政府は20年に訪日外国人客4000万人・消費額8兆円を目指しており、消費市場拡大が見込まれる。日本人の少子高齢化が進む中、訪日外国人客の旺盛な消費取り込みは死活問題だ。(江上佑美子)
堅いマーケット―“爆買い”大きく上回る
「なくなることは考えづらい“堅いマーケット”になった」。日本百貨店協会の西田光宏常務理事はこう語る。百貨店業界における17年の免税売上高は前年比46・3%増の2704億円。“爆買い”ブームに沸いた15年の1943億円を大きく上回り、過去最高を更新した。
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(2018/1/30 05:00)
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