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[ 商社・流通・サービス ]
(2018/1/31 05:00)
【福山】ライト・イア(浜松市中区、大和誠代表社員、053・523・7429)は、厚さ5・2ミリメートルの超薄型で高音質の全面ダイレクトドライブ(WSDD)方式を用いたスピーカー型のインテリア製品を4月に発売する。広島県福山市の皮革製品ショップとコラボレーションした。スピーカーの両面から音が出る構造を生かし、生活関連製品を充実させていく。
WSDD方式は、磁石のN極、S極が細かい間隔で並び、振動板全体を振動させて良い音を出す仕組み。回路は軽量化を狙ってアルミを使用。振動板は軽さと剛性を備えるために樹脂フィルムとアルミ箔(はく)を張り合わせて使用している。ライト・イアはこのノウハウを用いて、2016年から金型製作などに着手。量産でコストダウンの見通しをつけ、今後はクラウドファンディングを活用した資金調達にも乗り出す予定だ。
今回コラボしたのは、皮革製品の製造・販売を手がけ、直営店を持つギフトレザー(広島県福山市)。ギフトレザーの革職人が仕上げた、質感を持つ革製ケースにスピーカーを入れた。消費税抜きの価格は4万円程度を想定する。
ライト・イアは07年設立の合同会社で、大手電子楽器メーカーのローランドを退職した大和氏が起業した。(電子版に動画)
(2018/1/31 05:00)