[ 機械 ]
(2018/2/6 05:00)
新明和工業は関西国際と大阪国際(伊丹)の両空港を運営する関西エアポート(大阪府泉佐野市)から、航空旅客搭乗橋を100基受注した。製造・据付工事と、据付後25年間の部品交換費用などを含むフルメンテナンス契約(据付後3年間の無償保証期間含む)。内訳は関空70基、伊丹30基。両空港とも側面がガラスで開放感あるガラストンネルモデル(写真)を納める。受注額は非公表だが100億円超とみられる。
2月―2023年12月までの約5年間で据付工事を行う。関空の搭乗橋は全84基。このうち70基が今回の更新対象。これらは現在、競合他社製だが、新明和が提案した保守体制や製品性能などが評価され受注した。
更新されない14基のうち8基はすでに新明和製。今回受注分と合わせ、約9割が新明和製となる。
一方、伊丹はすでに全29基すべて新明和製。今回の受注は更新29基、新設1基。車いすが安全通行できるよう段差と、床両側の溝をなくした新型フルフラットタイプを納める。
(2018/2/6 05:00)