[ ICT ]
(2018/2/8 05:00)
【上海=時事】米調査会社IDCが6日発表した2017年の中国スマートフォン市場の出荷台数は前年比4・9%減の4億4430万台と、初めて前年を下回った。スマホの高機能化で買い替えサイクルが長期化したことや、機能向上がハード面に偏り、イノベーションに乏しくなったことなどが消費者の購買意欲を抑えたという。
特に秋以降の落ち込みは厳しく、第4四半期(10―12月)の出荷台数は1億1430万台と、前年同期比15・7%も減少した。
17年の出荷台数をメーカー別で見ると、首位は華為技術(ファーウェイ)で、前年比18・6%増の9090万台。2、3位はOPPO(オッポ、広東欧珀移動通信)とvivo(ビボ、維沃移動通信)で、オッポは同2・7%増の8050万台、ビボは同0・8%減の6860万台だった。
4位の小米(シャオミ)は同32・6%増の5510万台、5位の米アップルは同8・3%減の4110万台。
第4四半期のメーカー別出荷台数は、首位の華為が前年同期比6・5%増の2430万台。2位のオッポは同18・5%減の2000万台、3位のビボは同13・0%減の1890万台と、いずれも2ケタの落ち込みを記録した。
一方、4位の小米は同57・6%増の1590万台と、大幅増。5位のアップルはiPhone(アイフォーン)X(テン)など新商品投入にもかかわらず、同0・9%減の1480万台にとどまった。
(2018/2/8 05:00)
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