[ 新製品 ]
(2018/2/16 05:00)
シャープはあらかじめ設定したルートを自律走行する無人搬送車(AGV)「XF―100=写真」を19日に発売する。高精度センサーで周囲を認識。棚や人などを検知した場合は、停止するか、回避して走行するかを設定できる。
走行誘導用磁気テープの床への設置が不要なタイプのため、レイアウトを頻繁に変更する工場や倉庫でも使える。価格は仕様により異なるが、300万円台(消費税抜き)から。
同社が自律走行のAGVを発売するのは初めて。高さ19センチメートルの低床形状で、市販のかご車や台車を装着して使える。磁気テープを併用すれば狭い通路の走行や、部品の受け渡しの際に高い位置精度で停止もできる。
ピッキング装置などを組み合わせた自動化システムとしても提供する。
(2018/2/16 05:00)