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[ 科学技術・大学 ]
(2018/2/27 05:00)
九州工業大学は26日、宇宙新興国との衛星事業「BIRDS(バーズ)プロジェクト」に新たにフィリピン、ブータン、マレーシアが加わり、それぞれ1辺約10センチメートル角の超小型衛星を開発したと発表した。同大学大学院宇宙工学国際コースに所属する11人の学生と4教員で行った。2018年内に国際宇宙ステーション(ISS)の日本実験棟「きぼう」から宇宙空間に放出し、撮影や磁場観測などを行う。
バーズプロジェクトは衛星の開発や運用プログラムの学習を通じ、人材育成や国際的なネットワークを築く目的で15年に始まった。今回の3カ国を加えて10カ国で国際地上局ネットワークを形成する。ブータンが人工衛星を開発するのは初めてだという。(北九州)
(2018/2/27 05:00)