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[ 環境・エネルギー ]
(2018/3/2 05:00)
ソーラーフロンティア(東京都港区、平野敦彦社長、03・5531・5971)は、同社製の化合物系太陽光パネルのリサイクル技術を確立した。密着したガラスと樹脂を分離し、素材別に回収する。処理コストは1ワット当たり4・1円。従来は熱分解処理していたが物理的に分離することで、処理費を3割低くした。まず製造工程で不具合のあったパネル材料の再利用に使うことを検討している。将来は使用済みパネルの処理も検討する。
同社の太陽光パネルは表面ガラス、樹脂製の封止材、銅とインジウムやセレンからなる発電部、基板ガラス、樹脂製の保護膜の順で素材が重なっている。内部に水分が入らないように密着しており、廃棄パネルはガラスと樹脂がはがれず、リサイクルが難しかった。
開発した技術は表面ガラスとそれ以外の素材に分離できる。まず太陽光パネルを加温し、表面ガラスと封止材との化学結合を弱める。分解装置にセット後、パネル側面へ三...
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(2018/3/2 05:00)
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