[ 新製品 ]
(2018/3/7 05:00)
【静岡】協立電機は6日、トンネル工事のシールド工法の掘削状況を3次元(3D)表示するソフトウエア「もぐう 3DEye=写真」を15日に発売すると発表した。トンネル内部のセグメント(トンネル外壁となる円弧状ブロック)の一つひとつを表示できる。価格は1000万円(消費税抜き)。年間約1億円の販売を見込む。
同社はシールドマシン(掘削機)を制御する、自社製品の施工管理システム「もぐう」を販売。30年間で、ゼネコン向けに1000件の納入実績を持つ。もぐう 3DEyeは、既存のユーザー中心に販売する。
掘削機に搭載したジャイロ(回転羅針盤)・レベル(水準器)システムによる位置情報や推進データから掘削機の位置をリアルタイムで3D図化して表示。システム内にストックされた施工時データを基に、パソコン上で3Dモデルを自動作成し、トンネル掘削状況を可視化する。
画面上のセグメントを着色処理し、計画線を基準とした施工時の変化をわかりやすく視覚化できる。
(2018/3/7 05:00)