カナディアン・ソーラー、１６０億円調達 大分のメガソーラー事業資金に

カナダ太陽電池大手のカナディアン・ソーラーは８日、新生銀行と１６０億円のノンリコース（非遡及〈そきゅう〉）プロジェクトファイナンス融資契約を結んだと発表した。カナディアンが大分県日出町に建設中の大規模太陽光発電所（メガソーラー）の事業資金に充てる。同社にとって同様の融資契約としては過去最大。

稼働予定は２０１９年５月。東証インフラファンド上場のカナディアン・ソーラー・インフラ投資法人への売却を検討する。

日出町のメガソーラーの出力は５万３４００キロワット。カナディアンは売電事業のために日本でメガソーラー開発を進めており、６５０億円のプロジェクトファイナンス融資契約を締結している。