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[ 自動車・輸送機 ]
(2018/3/31 13:00)
【パトゥンタニ(タイ中部)時事】タイのバンコク郊外にある名門タマサート大学のランシット・キャンパスで29日、バイクタクシーの電動化が始まった。電動バイクタクシーの導入はタイでは初めて。
バンコク郊外のタマサート大学ランシット・キャンパス内を走る電動バイクタクシー(29日、時事)
学生の間では「排ガスが出ず、省エネにもつながる。早く増やしてほしい」と好評だ。
キャンパスの面積は約2.8平方キロメートルで、学生は教室の移動などに日常的にバイクタクシーを利用している。パリンヤ副学長は「5年以内にキャンパス内を走行する車両の二酸化炭素排出をなくし、グリーンキャンパス、スマートキャンパスを実現したい」と意欲を示す。
電動バイクタクシーは今後、150台に増やす。1回当たりの運賃は10-15バーツ(約34~51円)で、現金のほか、QRコードを使った決済も可能。運転手はバイクを所有するタマサート大にレンタル料として1日当たり80バーツを支払う。
バイクタクシーを毎日使うという美術学部の女子学生、プラウさん(21)は試乗後、「静かで揺れも少なく安心」と語った。
(2018/3/31 13:00)