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[ 自動車・輸送機 ]
(2018/4/5 05:00)
トヨタ自動車やホンダ、独ダイムラー、仏エア・リキードなどが2017年1月に設立した「水素協議会」が存在感を高めている。韓国政府に働きかけて水素ステーションの整備促進に結びつけたほか、独ロバート・ボッシュなど11社が新たに参画して約40社体制に拡大した。活動や組織を充実させ、燃料電池車(FCV)の普及など水素社会実現に向けた取り組みを積極化する。(名古屋・今村博之)
水素協議会は地球温暖化対策の国際ルール「パリ協定」の実現に向け、17年1月に輸送機器メーカーやエネルギー大手などのグローバル企業13社で発足した。低炭素社会への移行を目指し、水素をエネルギーとして利用する機運を高めている。
韓国政府には水素活用の有用性を訴え、韓国では22年までに水素ステーションを310カ所に整備・拡充することが決まった。エア・リキードとともに共同議長を務める韓国の現代自動車は、2月に新型FCV「NEXO」を...
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(2018/4/5 05:00)
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