[ 機械 ]
(2018/4/12 05:00)
セーフティグローバル推進機構(IGSAP、大阪市淀川区、向殿政男会長=明治大学名誉教授)は、「Safety2・0適合審査登録制度」を創設し、第1号としてNIPPOの道路舗装用機械の緊急自動停止装置を登録した。認定期間は3年間。
登録により、情報通信技術(ICT)を活用して事故の低減と生産性向上を両立する協調安全(Safety2・0)の社会の普及に弾みをつける。
今回、同制度に合格したのは、自動停止タイヤローラ/ホイールローダの「WSS―TR=写真」と「WSS―WL」の2機種。「WSS―TR」は後退時、ヘルメットやポケットに電子荷札(ICタグ)を付けた人物を検知すると、自動的に停止する。
機械の横に作業者が居ても、誤作動を引き起こさない仕組みを備える。「WSS―WL」は、人物や障害物を検知するステレオカメラを採用している。
適合審査は、適合の到達レベルで3区分する。同社はシステムなどの仕様面の対策で「レベル1」の基準を満たした。
同レベルの要求事項は「ヒト・モノ・環境などの各構成要素をICTでつないでいる」、「リスク関連情報(危険・安全情報)をモニタリングし、発信している」、「(リスク関連情報を受けて)自律的、あるいは他律的な制御により安全側に導いている」の3項目があげられている。
(2018/4/12 05:00)
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