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[ 科学技術・大学 ]
(2018/4/12 05:00)
ソフトバンクと物質・材料研究機構(NIMS)は11日、次世代電池として期待されるリチウム空気電池の実用化を進めるために2年間で10億円規模の共同研究を始めると発表した。両者で開発センターを立ち上げ、50人規模の人員を集めて集中的に基幹技術を開発する。現行のリチウムイオン電池と比べ5倍のエネルギー密度が目標。2025年ごろの実用化を目指す。
「NIMS―SoftBank先端技術開発センター」として新組織を立ち上げる。電池設計を担うグループと試作や評価を担うグループを設けて、製品化にむけた試作評価を繰り返す。2年間で基礎研究のめどをつけて電池メーカーの参加を募る。ソフトバンクの宮川潤一副社長は「特許を押さえ実用化を加速させたい」と述べた。
(2018/4/12 05:00)