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[ 科学技術・大学 ]
(2018/4/12 05:00)
トランプをしながら物理学が学べる―。日本発明振興協会(東京都渋谷区、原昭邦会長、03・3464・6991)は、運動やエネルギーの式などを解説した「ニュートン力学トランプ」を作成した。地球と月との引力といった物理現象を図や写真で解説したカードを使うことで、子どもが遊びながら物理の基本法則を学べる。消費税込みの価格は1000円で同協会や科学館などで販売している。
販売中のDNA(デオキシリボ核酸)や元素周期律表などの科学トランプのシリーズ全体で年間3000個の販売を見込む。
リンゴの落下から万有引力の法則をひらめいた逸話で有名な物理学者のニュートンは、17世紀に物体の運動を説明する方程式「力=質量×加速度」を発見した。同トランプでは運動する物体のエネルギー(仕事)を表す式「エネルギー=力×移動距離」を合わせた二つの式から、力、質量、長さ、エネルギーをそれぞれスペード、クラブ、ダイヤ、ハートに対応させた。
(2018/4/12 05:00)