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[ 商社・流通・サービス ]
(2018/5/3 05:00)
JR西日本は次期東海道・山陽新幹線車両として、JR東海が開発し、3月から走行試験を始めた「N700S」を採用する方針を固めた。JR東海が営業車両の投入を始める2020年以降の具体的な投入計画を、今後詰めていく。JR西日本はこれまで次期車両について、自社による新幹線開発に含みを残していた。しかし開発には多額の投資や時間がかかることもあり、N700Sの導入を目指すことにした。
N700Sは柔軟に編成を構築できる“標準車両”が特徴。JR西日本は直通車両用の16両編成に加え、山陽新幹線区間内での運用を想定して、乗客需要に合わせた4両や8両といった短編成の配備も視野に入れる。
JR西日本は13年前に起こしたJR福知山線脱線事故以後、研究開発投資を安全対策に集中させ、高速車両の研究は停滞した。4月に発表した23年3月期を最終年度とする中期経営計画にも、新幹線車両の開発再開は盛り込まなかった。
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(2018/5/3 05:00)
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