[ 環境・エネルギー ]

旭化成、独で「グリーン水素」実証

(2018/5/8 05:00)

  • 4月27日にヘルテン市で行われたオープニングセレモニー。左から旭化成の山岸秀之上席執行役員兼研究・開発本部長、ヘルテン市長のFred Toplak氏、NRW.INVESTアジア部長のAstrid Becker氏、NRW州経済エネルギー省立地マーケティング・開発局長のTobias Traupel博士、在デュッセルドルフ日本国総領事の水内龍太氏、旭化成ヨーロッパの堤秀樹社長

旭化成は7日、ドイツのノルトライン=ヴェストファーレン(NRW)州で再生可能エネルギーを用いてアルカリ水から水素を製造する「グリーン水素」の実証事業を始めたと発表した。州政府と協力して、特に欧州で需要拡大の見込めるアルカリ水電解システムの開発につなげる。2020年度の事業化を目指す。

旭化成は独ヘルテン市の関連施設で風力模擬電源を使ったアルカリ水電解システムを稼働させた。入力140キロワット程度の中規模な実証となる。

同社の製品はエネルギー転換効率に優れており、日本国内で1万キロワット級のシステムで長時間の実証に成功済み。今回は再生エネの普及が進む欧州で現地仕様の実証に着手し、技術開発と並行して市場開拓を進める戦略だ。

(2018/5/8 05:00)

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