[ 政治・経済 ]
(2018/5/7 21:30)
【北京=時事】中国の北京知的財産権法院(裁判所)は、スポーツ用品を扱う福建省の企業が商標登録していたキャラクターが、日本の人気アニメ「ドラえもん」に酷似しているとして、著作権侵害を理由に同社の商標登録を無効とする判断を下した。中国紙・北京青年報などが7日までに報じた。
ドラえもんは中国でも、長年にわたり大人気。報道によると、この企業は当局が商標無効と判断したことを不服として、同法院に持ち込んでいた。同紙が掲載した偽ドラえもんのイラストは、本物に非常によく似ている。
中国ではブランド品なども含め偽物が多く出回っている。しかし、日米など国際社会からの強い要請を受け、近年、当局が取り締まりを強化している。
(2018/5/7 21:30)