微細加工技術に触れて 「試作市場」「微細・精密加工技術展」開幕

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日刊工業新聞社主催の展示会「試作市場２０１８」と「微細・精密加工技術展２０１８」が１０日、東京・南蒲田の大田区産業プラザ（ＰｉＯ）で開幕（写真）した。両展に計６６社・団体が出展。３Ｄプリンターを使った技術や微細加工技術を中心に、各社が強みとする技術や製品を展示する。会期は１１日まで。２日間で３５００人の来場を見込む。入場無料。

金属や樹脂を加工する企業のほか、カーボンを加工する企業も出展している。新素材の加工や３Ｄプリンターを使った最新の加工、職人による微細加工など、幅広い技術に触れられる。

毎年出展している信栄テクノ（東京都大田区）は今年、直径４０ミリメートルのガラス製の球体に、直径０・１５ミリメートルの穴を３０ミリメートルの深さで開けた新しいサンプルを作って臨む。高橋健太社長は「手にとって微細加工を体感してほしい」と意気込む。