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(2018/6/26 05:00)
【電子版】先週の注目記事は?(解説付き)
■アクセスランキング・ベスト10(6/18~6/24)
1位 大阪北部地震/操業停止相次ぐ 震度6弱に止まる企業活動
3位 三菱重工、売上高5兆円のハードル 宮永社長「事業持ち株会社」検討
4位 スバル、「フォレスター」予約好調 10日間で目標超え2200台
9位 DMG森精機、独で100億円投じ増産 世界年産1万5000台へ
10位 NEDO支援製品、累計売上高50兆円 “死の谷”越え寄与
先週のアクセスランキングのトップは大阪北部地震でした。大阪ガスの都市ガスが24日に復旧し、鉄道、電気、ガスといったインフラは一応、元に戻りました。それでも家屋などへの影響は残っています。一方で、今回、産業界が得た教訓はあまりにも大きなものがあります。朝8時直前の地震発生は、大都市大阪の通勤の足を奪い、事業活動を停滞させました。徒歩で出社・帰宅する会社員の長蛇の列は、2011年3月の東日本大震災時の首都圏の状況を思い出させました。また、社員の安否確認方法を含め、事業継続計画(BCP)の大切さがあらためて指摘されました。BCPを策定済みの企業においても想定外のことがあったことでしょう。備えあれば憂いなしとは言うものの、どこまで備えればよいのか。ここには費用も絡んでくるだけに、それぞれの企業の器に合わせた現実的な対応が求められます。
(2018/6/26 05:00)