西日本豪雨／岡山県の商工業被害、654件15.6億円

【岡山】岡山県は１７日、西日本を襲った集中豪雨による県内商工業の影響をまとめ、これまでの被害件数が６５４件、被害総額は１５億６９４８万円になったと発表した。浸水被害が大きかった真備船穂商工会は調査中で、含まれていない。また被害額を現時点で不明としている団体も複数件あり、さらに件数、被害額とも増える見通しだ。

岡山県産業労働部が県内の商工会議所や商工会などを通じて被害状況を調査した。件数、被害額は１７日８時時点。被災した事業所に対し、県内１２の商工会議所などが相談窓口を設け対応にあたっている。今後は専門家派遣や制度融資など既存事業の活用を周知するほか、国などと協議し新たな支援策を検討していきたいとしている。