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[ 商社・流通・サービス ]
(2018/8/2 12:00)
ANAホールディングス傘下の全日本空輸が運航する成田、中部両空港発着の国際線で、9~10月に香港便などの一部が欠航となることが1日、分かった。国土交通省から指示を受けたボーイング787型機のエンジン点検作業が長引き、機体のやり繰りが全体的に苦しくなったため。これまで国内線にとどめてきた点検時の一部欠航が、国際線にも広がる。
欠航となるのは、成田―米ロサンゼルス、成田―香港、中部―香港の3路線。このうち成田発着の2路線は現在、それぞれ毎日2往復を運航しているが、9~10月は1往復を維持する一方、残る1往復は通常の半分程度の「飛び石」運航となる見通し。現在、毎日1往復の中部―香港便は大部分が欠航となる見込みだ。全日空はできるだけ機体のやり繰りをつけ、欠航を減らしたい考え。
全日空は、保有するボーイング787型機に搭載された英ロールスロイス社製のエンジンについて国交省から点検の指示を受け、この影響で国内線では7月から既に一部欠航が発生していた。(時事)
(2018/8/2 12:00)