[ ICT ]

【電子版】アマゾン、50ドルの新型「エコー・ドット」発表 車向け「オート」も登場

(2018/9/21 12:00)

  • 丸みを帯びてファブリック素材が用いられたエコー・ドット。チャコール、ヘザーグレー、サンドストーンの3色を用意。日本での販売価格は5,980円(税込)(9月20日、シアトル=ブルームバーグ)

 米アマゾン・ドット・コムは、音声アシスタント「アレクサ」搭載のスマートスピーカー「エコー・ドット」の新型を発表した。価格は50ドル(日本での販売価格は5,980円)で、スピーカー機能が改良された。年末のショッピングシーズンを前に、アマゾンは20日、スマートホーム端末などの製品発表会を開催した。

 アマゾンのアレクサ端末担当シニアバイスプレジデント、デービッド・リンプ氏はメディア向けイベントで、新型エコー・ドットのスピーカーは音質が従来比で70%改善されたと説明。同氏によれば、エコー・ドットは最も良く売れているアマゾンの端末の一つ。20日から注文を受け付け、配送開始は10月となる。

  • シンプルな「アマゾンベーシックス」ブランドのアレクサ対応電子レンジも登場。現地価格で60ドルと安価だが、日本での販売は未定(9月20日、シアトル=ブルームバーグ)

 このほか、現在販売中のエコー製品向けのサブウーファーや、音声コントロールセンターのような役割を果たすアンプも発表した。

 アレクサはエコーのスピーカーとしての機能にとどまらず、「アマゾンベーシックス」ブランドの新型電子レンジ(価格60ドル)に関する指図にも直接応答できるようになる。通常の電子レンジでは適切な調理時間を誤る可能性があるが、ユーザーはどのくらいの時間がかかるか考える必要はなく、「グリーンピースの解凍」や「ベークドポテトの調理」とだけ指示すればいい。

  • 新登場の自動車向け「エコー・オート」(価格50ドル)。Bluetoothで連携し、搭乗者の質問やナビにも対応する(9月20日、シアトル=ブルームバーグ)

 アマゾンは自動車向けの「エコー・オート」(価格50ドル)も投入する。ブルートゥース経由で自動車のスピーカーシステムにアクセスし、運転者のスマホを利用してクラウドに接続する。音声での「アレクサ、一番近いスターバックスはどこ?」といった質問や道順の指図にも対応する。(ブルームバーグ)

(2018/9/21 12:00)

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