おさい銭もPayPayで 神社や寺院で利用可能に

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  境内にあるQRコードを読み取ることで賽銭ができる

ＰａｙＰａｙ（ペイペイ、東京都港区、中山一郎社長）は２３日、神社や寺院に行った際のさい銭としてスマートフォン決済「ＰａｙＰａｙ」の送金機能を利用可能にしたと発表した。参拝時に敷地内に設置された２次元コード（ＱＲコード）を読み取り、金額を入力して送金ボタンを押すことにより、小銭を用意することなく待ち時間なしで、さい銭ができる。

増上寺（東京都港区）、東別院（名古屋市中区）が導入した。月内に稲毛神社（川崎市川崎区）、熊野若王子神社（京都市左京区）、四天王寺（大阪市天王寺区）、本能寺（京都市中京区）、五百羅漢寺（東京都目黒区）が導入予定。

増上寺参拝部の武智公英部長は「外国人を含め、現金以外の決済手段が当たり前になってきた。今後は外国人旅行者向けのＱＲコード決済にも対応していきたい」と述べた。