【電子版】米ボーイング、MCASの修正版ソフト 「737MAX7」で試験飛行

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  ボーイングの737MAX7（18年2月、ワシントン州レントン＝ブルームバーグ）

【ロイター時事】米ボーイングは3日、新型旅客機「737MAX7」の修正ソフトウエアを導入した機体の試験飛行を実施したと明らかにした。MAX7は墜落事故が相次いだMAX8より若干小型の機体。

　このソフトは機体の失速を自動的に防ぐ制御システム「MCAS」に関するもので、試験飛行では乗員がさまざまなシナリオで不具合の有無を調べた。

　ボーイングは「修正版ソフトウエアは設計通りに作動し、操縦士は無事に機体をボーイング・フィールド（シアトル近郊）に着陸させた」と指摘。「数週間内に関連作業を終え、最新の精査結果を連邦航空局（FAA）に提出する」と説明した。