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[ 商社・流通・サービス ]
(2019/4/10 14:00)
【北京=時事】中国東方航空は9日、米ボーイングの新型旅客機「737MAX」シリーズの墜落事故と運航停止を受け、同社に損害賠償を請求したことを明らかにした。10日付の中国紙・北京青年報が伝えた。
東方航空の担当者は9日の業績説明会で「ボーイングとは何度も(賠償に関する)話し合いを重ねており、この分野で請求を行った」と述べた。
担当者によると、傘下の航空会社で計14機の737MAXが運航停止を余儀なくされた。また、今年導入を計画していた60機のうち、11機が737MAXだった。
担当者は、運航停止は春節(旧正月)前後の繁忙期を過ぎてからのことであり、業績への影響は大きくないと強調。現在は主にエアバスのA320シリーズで代替していると説明した。
報道によれば、ボーイングは20億ドル規模の賠償の可能性に直面しているという。
(2019/4/10 14:00)