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[ 自動車・輸送機 ]
(2019/4/14 12:00)
米ゼネラル・モーターズ(GM)は新興電気自動車(EV)メーカーのリビアン・オートモーティブに出資する協議が行き詰まり、交渉を打ち切り可能性があると、事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。ミシガン州プリマスに本拠を置くリビアンの電動ピックアップトラックとスポーツ多目的車(SUV)は、GMの出資と提携で市場投入が早まる可能性があった。
リビアンは今年2月、アマゾンを筆頭に投資家から7億ドル(約770億円)の資金を調達。GMはアマゾン・ドット・コムとともにリビアンの戦略的投資家になるとみられていた。リビアンには住友商事も出資している。
関係者の1人によると、協議は過去2週間の間に終わったという。リビアン創業者のR・J・スカリンジ最高経営責任者(CEO)は複数の選択肢を残しておきたい意向で、同社には複数の企業が関心を示していたという。GMが合意に向けた協議を復活させられない場合、同社は自前の電動ピックアップトラック開発を続けるという。
GMの広報担当者、パット・モリッシー氏は電子メールで「自動車業界ではさまざまなパートナー間で定期的に話し合いがあるが、当社は誰といつ、どこで協議するかは明かさない方針だ」と述べた。(ブルームバーグ)
(2019/4/14 12:00)