[ ICT ]
(2019/4/24 12:30)
【ロンドン=ロイター時事】英政府は、第5世代通信(5G)網の構築に中国通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)の参加を制限付きで認める見通し。23日付の英紙デーリー・テレグラフが報じた。
同紙によると、メイ首相が議長を務める国家安全保障会議(NSC)は、閣内での懸念にもかかわらず、アンテナといった5Gインフラの「非中核」部分へのファーウェイの関与を認めることで合意した。ファーウェイ製品はこれまでも、英国の非中核の移動体通信網で使用されている。
通信事業者が5G網の構築に向かう中、米国をはじめ世界各国の当局者らは、ファーウェイ製品が中国のスパイ行為や妨害工作に利用される恐れがあるとして、懸念を強めている。
(2019/4/24 12:30)