【電子版】米テスラ、3四半期ぶり赤字転落 1-3月期、納入台数落ち込み響く

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  新型電動SUV「モデルY」を21年投入予定のテスラは、今年に20億ドル超の設備投資を計画している（14日、米カリフォルニア州ホーソーン＝ブルームバーグ）

【シリコンバレー＝時事】電気自動車メーカーの米テスラが24日発表した2019年1－3月期決算は、納入台数の落ち込みで純損益が7億0213万ドル（約790億円）の損失となり、3四半期ぶりの赤字に転落した。前年同期は7億0955万ドルの赤字だった。売上高は前年同期比33.2％増の45億4146万ドルとなった。

　欧州と中国にコンパクトセダン「モデル3」の出荷を始めたが、引き渡しの遅れに伴い売り上げへの計上が進まなかった。値下げも収益の悪化要因。ただ、物流体制の構築が進むに連れて4－6月期は赤字が大幅に縮小し、7－9月期は再び黒字転換すると予想している。