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[ 商社・流通・サービス ]
(2019/5/29 14:00)
米ボーイングは737MAXの大口の買い手の1社であるインドの格安航空会社(LCC)、スパイスジェットに対し、同機が7月までに運航再開されるはずだと伝えた。スパイスジェットのキラン・コテシュワール最高財務責任者(CFO)が明らかにした。
同CFOはインタビューで、「ボーイングが自らの経験に基づいてわれわれに伝えてきた予定は7月、基本的に6月末だ」と発言。「われわれは7月になると見込んでいる」と語った。
これは規制当局者や航空会社の大半よりも楽観的な予想だ。737MAXはインドネシアとエチオピアでの墜落事故を受け、今年3月に運航が停止された。
MAXの改修案を検討している欧州当局者は同機の飛行制御システム全体を精査した後、運航再開を認める計画であり、米当局は再開を急がない考えを示している。インドネシア当局は来年まで運航停止を続ける可能性を示唆した。
コテシュワールCFOはボーイングは7月までに全ての認可を得られると「確信」していると述べた。インドのボーイングの担当者にコメントを求めたがこれまでに返答はない。(ブルームバーグ)
(2019/5/29 14:00)