[ トピックス ]
(2019/7/19 05:00)
20日に発売する日刊工業新聞社発行の月刊誌「工場管理」8月号では「食品工場の人手不足対策 新アプローチ」を特集する。製造業の中でも人手不足問題の解決と生産性向上が急務とされる食品業界に着目し、取り巻く環境や業界特有の課題を捉えながら改善策を見いだす。
食品製造で過半を占める加工型食品製造業の生産性は製造業平均の約50%だという。総論では食品製造業の低生産性の背景を歴史や習慣などの視点でひもとく。執筆したテクノバの弘中泰雅氏は「生産性の低いままで単なる労働力補強として外国人を採用しても将来的に問題を引き起こし兼ねない」と警鐘を鳴らす。
こうした食品業界の実態を踏まえた上で、人手不足対策として、外国人やパート社員など多様な人材の有効活用、働きやすい環境や人材育成の仕組みを整備し現有人材の定着率を向上、そしてロボットや機械導入による人手作業の自動化推進の三つの観点で解説する。定着率を上げるにはまず、作業者のモチベーション向上がカギとなる。その一例としてつくだ煮製造の平松食品(愛知県豊川市)の取り組みを紹介する。
(2019/7/19 05:00)
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