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[ 自動車・輸送機 ]
(2019/7/25 10:30)
【ロイター時事】米航空機大手ボーイングのミューレンバーグ最高経営責任者(CEO)は24日、2件の墜落事故を受けて世界各地で運航停止となった新型旅客機「737MAX」について、同社が見込む運航再開時期の延期がやむを得ない場合、追加減産か一時生産中断の可能性も排除しない姿勢を表明した。
ボーイングは4月に生産ペースを月52機から42機に落とす20%減産体制に入った。ミューレンバーグ氏がアナリストらに語ったところによると、ボーイングは運航再開を「10-12月期の序盤」と想定。これに基づいて月産42機のペースを維持し、2020年に当初の目標である57機まで引き上げることを計画している。
ミューレンバーグ氏は「見込んでいる運航再開時期を変更することがあれば、生産ペースを一段と落とすか、MAXの一時生産中断など、他の選択肢を検討せざるを得なくなるかもしれない」と述べた。
(2019/7/25 10:30)