[ エレクトロニクス ]

【電子版】米クアルコムの4-6月期、増収増益 製品出荷見通しは引き下げ

(2019/8/2 05:00)

  • 7-9月見通しは5G投入前の買い控えなどで減収予想とした(6月27日、中国・上海=ブルームバーグ)

【シリコンバレー=時事】米半導体大手クアルコムが31日発表した2019年4-6月期決算は、売上高が前年同期比73%増の96億3500万ドル(約1050億円)、純利益が79%増の21億4900万ドルだった。アップルとの特許紛争の和解金が47億ドルの増収要因となり、大幅な増収増益となった。

 一方、7-9月期の売上高予想は430億-510億ドルと前年同期比12-26%の減収を見込む。中国で通信機器大手・華為技術(ファーウェイ)がクアルコムの主要顧客への半導体の販売攻勢を強めており、競争が激化しているという。

 米中貿易摩擦やスマートフォン市場の落ち込みを背景に2019年の世界の通信向け製品出荷台数も17億-18億台(従来見通し18億-19億台)に引き下げた。市場予想を大きく下回る弱気な見通しを嫌気して31日の時間外取引でクアルコム株は売られた。

 実質1株利益は0.80ドルとなり、市場予想平均(リフィニティブ調べ)の0.75ドルを上回った。

(2019/8/2 05:00)

おすすめコンテンツ

「現場のプロ」×「DXリーダー」を育てる 決定版 学び直しのカイゼン全書

「現場のプロ」×「DXリーダー」を育てる 決定版 学び直しのカイゼン全書

2025年度版 技術士第二次試験「建設部門」<必須科目>論文対策キーワード

2025年度版 技術士第二次試験「建設部門」<必須科目>論文対策キーワード

技術士第二次試験「総合技術監理部門」択一式問題150選&論文試験対策 第3版

技術士第二次試験「総合技術監理部門」択一式問題150選&論文試験対策 第3版

GD&T(幾何公差設計法)活用術

GD&T(幾何公差設計法)活用術

NCプログラムの基礎〜マシニングセンタ編 上巻

NCプログラムの基礎〜マシニングセンタ編 上巻

金属加工シリーズ 研削加工の基礎 上巻

金属加工シリーズ 研削加工の基礎 上巻

Journagram→ Journagramとは

ご存知ですか?記事のご利用について

カレンダーから探す

閲覧ランキング
  • 今日
  • 今週

ソーシャルメディア

電子版からのお知らせ

日刊工業新聞社トピックス

セミナースケジュール

イベントスケジュール

もっと見る

PR

おすすめの本・雑誌・DVD

ニュースイッチ

企業リリース Powered by PR TIMES

大規模自然災害時の臨時ID発行はこちら

日刊工業新聞社関連サイト・サービス

マイクリップ機能は会員限定サービスです。

有料購読会員は最大300件の記事を保存することができます。

ログイン