[ ICT ]
(2019/9/7 05:00)
【ベルリン=時事】中国の通信機器大手華為技術(ファーウェイ)は、19日に新型スマートフォンを発表する。6日にベルリンで開幕した家電見本市「IFA」で講演したファーウェイ幹部が明らかにした。米国の制裁措置の影響で、新型スマホでは、米グーグルのアプリが使用できない可能性が高いとみられる。
ファーウェイのコンシューマー事業部門トップの余承東氏の6日の講演によると、19日に新型スマホ「メート30」を独南部ミュンヘンで発表する。
制裁に伴い、グーグルはスマホ向け基本ソフト(OS)「アンドロイド」の提供を既に停止しており、新製品では使用できなくなっている。ただ、ファーウェイ側は、公開版アンドロイドOSの使用までは制限されていない。一方、ファーウェイは8月に独自に開発したOS「鴻蒙(ハンモン)、英語名ハーモニー」を発表している。
ファーウェイは新型スマについては詳細を明らかにせず、搭載するのが独自OSか、公開版アンドロイドかは不明。ただ、アンドロイドを搭載した場合でも、「Gメール」などグーグル製のアプリは使えないため、販売面ではかなり苦戦する可能性が高い。
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— Huawei Mobile (@HuaweiMobile) September 1, 2019
(2019/9/7 05:00)