(2020/1/15 05:00)
日刊工業新聞社が16日に発行する「型技術2月号」は、「金型・部品製造における最新のプロセスモニタリング技術と適用効果」を特集する。金型製造や部品成形現場でのトラブル対策は、従来経験頼みや場当たり的に行われるケースが多かった。しかし、さらなる品質向上や信頼性確保には、科学的な裏付けを持ち、製品ごとに最適化された加工・成形条件の確立が必要となる。
特集では熟練技能者に依存してきたノウハウを計測して可視化する技術や、工程中の計測結果を生産にフィードバックする技術に着目。これらを実現する最新のプロセスモニタリング技術・ツールを紹介した。
総論は、「パラメーターの数値化」「データの自動収集・記録」といったプロセスモニタリングの内容とその適用効果を整理。さらに、機械加工プロセスや成形加工プロセスのモニタリングに関する研究動向を紹介し、今後の展開を考察した。また、センサーを使って金型の温度や歪みを把握し不良品削減に役立てた事例や電力のモニタリングにより工具や工作機械の劣化状態を診断した事例など10社の事例を取り上げた。
(2020/1/15 05:00)
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