本社・日本産業人クラブ連合会、合同新春パーティー

• 

  多くの出席者でにぎわった

日刊工業新聞社は１５日、東京・飯田橋のホテルグランドパレスで第３７回優秀経営者顕彰贈賞式の後、日本産業人クラブ連合会と同贈賞式の祝賀会を兼ねた「合同新春パーティー」を開いた。約２５０人が参加した。（総合１参照）

優秀経営者顕彰選考委員長を務めた坂根正弘コマツ顧問は「世界は一触即発の状態で心配な年末年始だったが、国民レベルに広がった情報が危機を抑止する安心材料になった」と振り返った。その上で「国内は、今ようやく地方の大学生にベンチャーを立ち上げたいという機運が高まっている。この令和の時代が新しいスタートになるだろう。企業が学校との関係を強めていくことが重要だ」と述べた。

贈賞式の来賓であいさつした経済産業省・中小企業庁の渡辺政嘉経営支援部長は「多年に渡る弛（たゆ）まぬ尽力が受賞につながっている。引き続き経済の発展のけん引役として活躍を期待したい」と祝した。

また、新春パーティーのあいさつに立った東京産業人クラブ会長の寺町彰博ＴＨＫ社長は「２０２０年はデジタル化は切っても切り離せない。オートメーション化が進み、１９年と比べるとよくなっていくだろう」と述べた。

東京中小企業投資育成の望月晴文社長が乾杯のあいさつを務め、「企業のグローバル化が進む中で、地政学的な問題が多発している。何か起こった時に対応するリスクコントロールの準備ができていることが最も大事だ」と語った。