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(2020/1/23 05:00)
日刊工業新聞社が24日発売する機械技術2月号は「2020年版 高難度加工と切削工具活用ガイド―加工データシートにおける最適工具の活用術」を特集する。総論に松岡技術研究所の松岡甫篁社長による「高難度加工における切削工具の重要性」を掲載するなど、高難度加工材の高精度・高能率な加工を行うための工具に関する基礎事項を解説するとともにさまざまな加工事例をデータ形式で掲載する。工具メーカーが推奨する高難度加工へのアプローチと最適な工具の選定術と勝つ方法を提案する。
近年、製品開発や技術開発に省資源・環境配慮・省エネルギーの視点が求められ、軽量で高強度・耐熱性・機能性に優れる材料の開発が進められている。例えば超耐熱合金や高度焼入れ鋼に加え、新素材系の複合材料やファインセラミックスなどの脆弱(ぜいじゃく)材料は、その特性から加工上の困難が伴い、工具、加工法に多くの工夫が必要になる。さらにエレクトロニクス機器やバイオ・医療分野では製品の小型化や軽量化・高機能化に伴って従来以上の複雑・精密な加工の要求が高まっている。
(2020/1/23 05:00)