(2020/3/27 05:00)
融資相談1300社
【福岡】西日本シティ銀行が27日までにまとめた新型コロナウイルス感染拡大に伴う事業性融資先への聞き取り調査によると、聞き取り済みの2万6000先の35%に当たる約9000先でマイナスの影響があることが分かった。
そのうち業種別では飲食74%、卸売り57%、製造49%、小売り47%、運輸44%の順に「マイナス」の回答が多かった。また1300社から融資の相談を受けた。観光需要の落ち込みによる影響のほか中国からの資材輸入の滞りによる建設工事の遅延なども聞かれた。
福岡県など九州を中心にした企業や個人事業主への訪問による調査。今後速やかにすべての同融資先の4万1000先への聞き取りを進める。
西日本シティ銀は新型コロナ関連の特別相談窓口を設けており、土日・祝日も電話と窓口で相談を受ける。そのほか、ウェブサイトで24時間の相談受け付けを実施している。同行は「公的な特別貸し付けなどの紹介を含め、相談してほしい」と呼びかけている。
(2020/3/27 05:00)
金融のニュース一覧
- 新型コロナ/事業にマイナス35%、観光・建設工事で影響深刻 西日本シティ銀調べ(20/03/27)
- 金融新時代 躍動するイノベーター/ペイミー社長・後藤道輝氏(20/03/27)
- 大手の起債活発化、社債3倍の9240億円 アイ・エヌ情報センター調べ(20/03/27)
- 三井住友銀と品川区、中小・VB支援で連携(20/03/27)
- 賃貸・空き家利用促進 東京海上日動が新保険(20/03/27)
- 新型コロナ/米カリフォルニア州知事、住宅ローン90日猶予で合意(20/03/27)
- 第一生命、資産運用強化 ESGアナリスト3人体制(20/03/27)
- 2月のサービス価格指数、2%増 日銀(20/03/27)
- 新生銀、事業会社に金融・決済基盤(20/03/27)
- あおぞら銀、手話でカード喪失手続き(20/03/27)
- 株式相場/4日ぶり急反落(20/03/27)
- 経営ひと言/楽天証券・大嶋広康常務執行役員「活躍しやすく」(20/03/27)