(2020/3/31 05:00)
「繊維のまち」だからできること
大阪府泉大津市と泉大津商工会議所は、新型コロナウイルスの感染拡大に伴うマスク不足の状況を改善しようと、「泉大津産」のマスクを製造、販売する「泉大津マスクプロジェクト」を始めた。地域の繊維メーカー6社や小売店が協力。洗って再び使える布製などのマスクの販売を泉大津市内の店舗などで始めた。
マスクを製造するのは大津毛織(大阪府泉大津市)、カスガアパレル(同)、SASAWASHI(同)、瀧芳(同)、日の出毛織(同)、岸部毛織(大阪府和泉市)の6社。衣類の生産工程の廃材を再利用したマスクやシルク100%のマスクなど各社の個性を生かし異なるマスクをつくった。価格は1枚消費税込み480円、1980円などまちまちだ。
毛布やニット製品をはじめとする「繊維のまち」だからできることとしてプロジェクトを始めた。南出賢一泉大津市長はマスク不足の現状に対し「知恵を出し合って解決したいと(同会議所の)会頭と話し合い、決定した」とし、同会議所の臼谷喜世彦会頭は「地元企業がつくったマスクを通して『繊維のまち』の力を感じてもらいたい」としている。(南大阪)
(2020/3/31 05:00)
西日本のニュース一覧
- 新型コロナ/理創化研、アルコール除菌液生産 兵庫県から要請(20/03/31)
- 新型コロナ/大阪・泉大津、「マスクプロジェクト」開始 メーカー・小売店が協力(20/03/31)
- 愛知県、木住協と協定 災害時に応急仮設住宅建設(20/03/31)
- ちょっと訪問/ウイル 技術蓄積、現場で溶射加工(20/03/31)
- キャッシュレス推進で京都創生 市とペイペイなど連携協定(20/03/31)
- 愛知労働局、ハローワーク豊橋などと協定 長期療養者の就職支援(20/03/31)
- 透明型枠「自由に設計」 高洋商会、多様なニーズ対応(20/03/31)
- 石川県鉄工機電協、1―3月期調査 金融危機以来の「売上高」悪化(20/03/31)
- 足立美術館、「魯山人館」あすオープン(20/03/31)
- 愛知・安城市、刈谷職安と障がい者雇用で連携協定(20/03/31)
- 中国銀、受注債権担保に融資(20/03/31)
- 経営ひと言/インディ・アソシエイツの岡田佳一取締役「願いを形に」(20/03/31)
- 本社、7支局長を起用(20/03/31)