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(2020/4/6 05:00)
タクミナは、自社の弱酸性次亜水生成装置「サラファイン=写真」で生成した除菌水、弱酸性次亜水を無償提供する。新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、除菌水の品薄が続くことを受けた措置。サラファインでつくる弱酸性次亜水は1個20リットル入りを1000個用意する。2―4倍に希釈して使うため、実質使用量は40―80リットル程度。
弱酸性次亜水は次亜塩素酸ナトリウム水溶液の水素イオン濃度(pH)値を弱酸性に調整し、除菌成分となる次亜塩素酸の比率を上げた除菌水。2007年発売のサラファインは食品工場向けなどに累計350台程度の採用実績がある。装置の価格は300万円(消費税抜き)から。
同社は大阪市中央区に本社を置いており、地元企業支援を目的に無償配布を決めた。近畿2府4県が優先だが全国の事業所が配送対象。送料は地域により事業所側が負担する。申込期限は4月30日で5月末までに納品する。同社ホームページ(HP)から申し込む。
タクミナは精密ポンプや流体制御機器の製造・販売を手がける。
(2020/4/6 05:00)