新型コロナ／京都府、宣言発令を想定 経済対策、最大限活用

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  新型コロナウイルス感染症対策本部会議で呼びかける西脇知事（右）

【京都】京都府は８日、新型コロナウイルス感染症対策本部会議を開き、７日に近隣の大阪府、兵庫県などを対象に緊急事態宣言が発令されたことを受け、府の方針を示した。西脇隆俊知事は「京都府も宣言発令を想定した対応をしていく」との認識を共有した。

観光や飲食店を中心に厳しい経営環境に直面している中小企業・小規模事業者に対しては「まずは閣議決定された緊急経済対策を最大限に活用する」とした上で「必要であれば京都府・市独自の対策も検討する」とした。

京都は大阪、兵庫の企業関係者の往来も多い。通勤などは生活の維持に必要な外出だが「時差出勤やテレワークの推奨など、極力宣言発令府県との往来を減らし、感染拡大防止に努めてほしい」と呼びかけた。