新型コロナ／神奈川県、中小支援で「対応資金」創設 ３年間実質無利子

【横浜】神奈川県は新型コロナウイルス感染症の影響を受ける県内中小企業を支援するため、「新型コロナウイルス感染症対応資金」を創設した。融資当初３年間の実質無利子、保証料を全額助成し、過去最大規模となる７３００億円の融資を１日から実施する。中小企業の運転資金・設備資金調達を支援する。

融資限度額は３０００万円、融資期間は据え置き５年以内を含む１０年以内。神奈川信用保証協会の保証が必要で、取扱期間は１２月３１日まで。取扱金融機関の窓口から申し込む。

売上高が個人事業主は５％以上、小・中規模事業者は１５％以上減少している事業者を対象に利子補給する。補給期間は３年間・年２回の計６回で、補給率は１００％。

売上高が個人事業主で５％以上、小・中規模事業者で１５％以上減少した事業者は保証料を全額助成する。小・中規模事業者で売上高の減少が５％以上１５％未満の事業者には保証料２分の１を助成する。問い合わせは産業労働局中小企業部金融課（０４５・２１０・５６７７）へ。