(2020/5/15 05:00)
日刊工業新聞社が15日に発行する「型技術」6月号は「ダイカスト生産の高度化をけん引する最新技術」を特集する。ダイカスト部品はシリンダーブロックやトランスミッションケースなどの自動車部品、カメラやノートパソコンの筐体(きょうたい)といった電気機械部品に多く使われる。近年、ダイカスト部品の薄肉化・高強度化、コスト削減ニーズが高まっており、特集ではこれらを実現する技術開発動向や適用動向を幅広く取り上げた。
総論ではダイカスト技術を構成する3要素と言われる「金型」「マシン」「合金」を中心に、どのような技術開発や改善が進んでいるのかを概説した。欧州の自動車メーカーで適用が進む「延性ダイカスト」の製造技術も解説。延性を持たせることで、ダイカスト部品を自動車のボディーフレームに適用できる。さらに事例や機能解説として、金型の熱処理・表面処理、金型材料、ダイカストマシンの射出システム、金型の冷却システム、ダイカスト生産のモニタリング技術、ダイカスト部品の品質検査機器など11件を取り上げた。
(2020/5/15 05:00)
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