(2020/5/22 05:00)
日刊工業新聞社が25日発売する「機械技術」6月号は「進化する小型マシニングセンタの技術動向」を特集する。高度化する小型マシニングセンター(MC)の技術の現状を複合化、多軸化、知能化をキーワードに紹介し、小型MCの進化を支える性能評価について解説する。加工現場における先進的な導入事例や最新の製品・周辺技術も取り上げる。
総論では村山省己TSF自動化研究所代表が小型MC導入とメリットについて解説。事例では小型部品を中心に、精密微細加工機との効果的な連携や自社製ロボットと組み合わせた自動化例などを紹介する。
MCは、製造業を取り巻く環境が大きく変化する中でも、常に生産現場の中心的な役割を担ってきた。最近では高精度に加え、加工時間全体を短縮する高能率へと移り変わってきている。中でも小型MCは部品の小型化に対応し、適切なダウンサイジングによって省エネルギー、省資源、省スペース、低エミッション、作業者や手作業との親和性などが利点として挙げられ、需要が広がっている。
(2020/5/22 05:00)
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