新型コロナ／ＱＲコードで感染者情報 高松エクスプレス、高速バスに導入

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  ＱＲコードをプリントしたシートを設置

高松エクスプレス（高松市、松本五郎社長、０８７・８７４・７７７７）は、新型コロナウイルス感染症予防のため、高速バスを利用する乗客向けにＱＲコードによる新型コロナウイルス追跡システムを開発した。

座席シートのポケット内にＱＲコードをプリントしたシート（写真）を設置。乗客が読み込み、フォームにメールアドレスと便情報を入力する。個人情報は不要。

後日感染者が判明した際、行政から同社に情報が提供される。それに基づき独自のコロナ追跡システムにより便を特定し、同便客に喚起のメールを配信する。登録情報はコロナ収束後に削除する。

高速バス業界でＱＲコード利用の追跡システムは初めてとみられる。１２日から一部再開する高松―大阪、神戸間のバスで導入を開始する。（高松）