(2020/6/12 05:00)
神戸大学医学部附属病院とソダ工業(大阪府東大阪市、曽田裕一郎社長、06・6781・1660)は11日、新型コロナウイルス感染症の患者の呼気によるエアゾール感染を防ぐクリーンユニット(写真)を開発したと発表した。交換可能なフードと高性能空気清浄フィルターを取り付けた小型装置で患者ごとの呼気を吸引し、感染リスクを低減できる。
患者の頭部横に設置でき、患者や医療従事者への身体的な負担はほぼない。価格は数十万円程度を想定。発売開始時期は未定。現在、神戸大学医学部附属病院の救急ER室や透析室などで利用されている。
神戸大学医学部附属病院の伊藤智雄氏は「第2波、第3波の到来は想定される。感染リスクの高いPCR検体採取の現場でも活用できる」とする。
(2020/6/12 05:00)
西日本のニュース一覧
- タナカ善、本社移転でショールーム拡充 マシンツール情報発信(20/06/12)
- 経営革新 持続可能な成長のススメ(17)Kamogawa 工具商社+メーカー機能(20/06/12)
- 新型コロナ/神戸大とソダ工業、クリーンユニット開発 エアゾール感染防ぐ(20/06/12)
- 新型コロナ/4―6月期の景況感、大幅に悪化 関経連・大商(20/06/12)
- 桜島の溶岩活用、プラズマコーティング技術 鹿児島県工技センター(20/06/12)
- 新型コロナ/京都府、感染防止対策で中小に補助金 16日受け付け開始(20/06/12)
- ちょっと訪問/丸繊 ハンドメード市場を開拓(20/06/12)
- マキコミ、熊本市に通販支援の拠点 開発・販売・保守を拡充(20/06/12)
- 愛知県、県産材利用施設を助成 初年度8カ所(20/06/12)
- 中小機構北陸本部、起業家育成施設の入居者募集(20/06/12)
- 経営ひと言/関西経済連合会・堀場厚副会長「したたかに」(20/06/12)