(2020/6/12 05:00)
15日に発売する日刊工業新聞社発行の月刊誌「工業材料7月号」では「3Dプリンター用材料の新たな展開」を特集する。3Dプリンターは、試作から最終製品に至るまで多種多様な用途で使用されるようになってきた。その材料も樹脂や金属に加えて新たな材料を用いる例が増えてきた。3Dプリンター用の材料とその造形方式は、従来のやり方では不可能だった形状を作り出したり、カスタム化に対応したりすることで、モノづくりの新たな可能性を広げつつある。
特集では、金属3Dプリンター用材料と樹脂系材料に大きく分類した上で、それぞれの動向をグローバルな視点から解説した。加えて3Dプリンターの全体的な市場動向も解説した。いずれもグローバルで注目を集めている技術を取り上げた。
また事例として、山形大学の古川英光教授らのグループによる柔らかい材料としてのゲル活用、ダウ・東レによるシリコーンゴムの開発とカスタマイズシューズへの適用、エスケーファインなどによるセラミックス3次元光造形など、意欲的な取り組みを紹介した。
(2020/6/12 05:00)
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