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(2020/6/23 05:00)
塩野義製薬は22日、日本大学、群馬大学、東京医科大学との間で新型コロナウイルスなどの迅速診断法に関するライセンス契約に合意したと発表した。診断技術の使用許諾について近く契約を締結する。ウイルス感染の有無に関し、検出機器を必要とせず目視で容易に判定できる「SATIC法」を用いる。検体採取から約25分で判定可能という。
SATIC法による診断法は日本大学、群馬大学、東京医科大学が共同開発した。PCR法と同等の高い感度を実現し、唾液からでも検出できる。前処理した検体を試薬に入れると陽性の場合は変色し、目視で確認できる。医療機関や検疫での感染有無の把握や、海外からの感染者スクリーニングに役立てる。塩野義は3大学との連携により、SATIC法を用いた迅速診断法の早期実用化を目指す。
(2020/6/23 05:00)
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