(2020/6/24 05:00)
日刊工業新聞社が25日に発売する月刊誌「機械技術7月特別増大号」は「金型づくり最新技術」を特集する。独自の加工技術の確立や製造体制を構築した金型メーカーの事例を紹介する。顧客開拓や生産性向上の取り組みなど、収益性が高い事業を展開するためのヒントを示す。
協栄プリント技研(東京都調布市)は精密電子向け金型の加工ノウハウを医薬品や食品業界に提案し、顧客開拓に成功。IoT(モノのインターネット)化にも取り組み、生産性を向上させた。2020年4月末時点で前年比4%増の売り上げと2ケタの営業利益率を維持する。自動車部品成形用プレス金型を設計製造する鈴木工業(群馬県太田市)はデジタルツールを生かし、経験や暗黙知に頼らない金型づくりを実践。シミュレーションソフトで、設計・加工データを最適化。高機能マシニングセンター(MC)を駆使し、金型修正の手間を削減した。
また精密・高精度な加工に必要な工作機械と工具の技術も解説。MCや放電加工機、3Dプリンターなど各製品の機能や効果的な活用方法を紹介する。
(2020/6/24 05:00)
機械・航空機2のニュース一覧
- クリエイティブマシン、2Dデータ素早く立体化 ユーザー向けオプション提供(20/06/24)
- レーザックス、レーザー加工機2台更新 CASE・医療向け拡大(20/06/24)
- 川重ショールーム「ロボステージ」、今夏にも来場者10万人超(20/06/24)
- 品川工業所、自動卵焼き機発売 焼き上がりはプロ級(20/06/24)
- 三菱重工サーマル、家庭用エアコンで浮遊ウイルス抑制(20/06/24)
- ハノーバーメッセ、来月にデジタルイベント開催(20/06/24)
- トラスコ中山、オンライン商談・会議で新サービス(20/06/24)
- MHIヴェスタス、洋上風力発電設備を114基受注(20/06/24)
- 機械技術7月特別増大号/金型づくり最新技術(20/06/24)
- 経営ひと言/京二・井口宗久社長「チャンスあり」(20/06/24)