新型コロナ/FOCUS、スパコン活用講習会を拡充 実習室1.5倍に

(2020/6/29 05:00)

  • FOCUSの増設した実習室

【神戸】計算科学振興財団(FOCUS、神戸市中央区、秋山喜久理事長、078・599・5020)は、デジタル変革(DX)の人材育成支援の強化などを目的にFOCUS内のスーパーコンピューターを活用した講習会を拡充する。2020年度は新たにオンライン講習会の導入やスパコンを使った実習室を従来比1・5倍に拡張し、対応する。

◇  ◇

FOCUSは新型コロナウイルス禍で4月から5月末まで中断した20年度の同講習会を6月に再開した。中断期間はあったが、主催やベンダーとの共催などを増やし、前年度同様の200回以上の開催を計画する。

特に近年、企業ニーズの高いDXや人工知能(AI)、データサイエンス分野の人材育成などの内容に力を入れる方針。顧客の事業分野や年齢層などに合わせた特別仕様の個別内容に対応し、企業への出張講習会も開く。

また全国の受講希望者や「3密」リスクを回避したい受講者、難度など講習会タイプを考慮し、既存の対面講習会と併設でオンラインでも実施する。

早ければ7月の講習会から併用を始める。オンライン会議システム「ズーム」などを使用したライブ配信する。オンライン受講者もFOCUSスパコンに接続できる。

一方、拡張した実習室は従来の1室(収容人数20人)に加え、2室(同6人、1室12人に変更可)を増設し、少人数の講習会の同時開催や多様な内容の講習会を増やしていく。

(2020/6/29 05:00)

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