(2020/7/2 05:00)
大阪府は1日、新型コロナウイルス感染症の重症患者向け臨時医療施設「大阪コロナ重症センター」(仮称)を2021年1月までに設立すると発表した。病床数は60床で予算額は16億円。新型コロナの重症患者専門の医療施設設立は全国で初めて。9月から工事を開始し、11月に40床程度を部分開業する。大阪府の吉村洋文知事は「集中治療室(ICU)に相当する施設を、感染の第2波に備えて創設したい」とした。
センターの設立を含む補正予算額は4314億円で補正予算として過去最大級。ほかにも既存病棟の病床確保などに1033億円、中小への融資枠拡大に1288億円を計上する。合わせて中小向けの休業要請外支援金の予算を増額し、申請締め切りを6月30日から7月7日へ延長する。
(2020/7/2 05:00)